1988-01-01から1年間の記事一覧
『日曜講話』第九号(平成元年7月1日発行)世界広布のいぶき 皆さん、お早うございます。十二月に入りまして、過去三回、日曜日の勤行会があったと思います。長い間、住職といたしまして、留守を申し上げまして、大変心苦しく思っている次第でございます。…
『日曜講話』第九号(平成元年7月1日発行)孝養に三種あり 田 辺 道 紀 代 講 お早うございます。本日も御住職様は海外へ行っておられまして、今日の午後二時四十四分の飛行機で成田の方へ着かれるわけでありますけれども、今頃はハワイを出たか出ないかと…
『日曜講話』第九号(平成元年7月1日発行)身命を捨つる程の事ありて 田 辺 道 紀 代 講 皆さん、お早うございます。本日も御住職様は海外の方へ行っていらっしゃいまして、代わりに私が日曜講話を代行させて頂きます。今日は確か、御住職はブラジルの方へ…
『日曜講話』第九号(平成元年7月1日発行)七宝について 田 辺 道 紀 代 講 皆様、お早うございます。本日御参詣の方々の無始以来、謗法罪障消滅、信行倍増、家内安全、一切無障碍、現当二世におきまして心願満足、大願成就の御祈念を、又、皆様一人ひとり…
『日曜講話』第九号(平成元年7月1日発行)一番厳しい時こそ光り輝く 皆さん、お早うございます。先週の日曜日は、ちょうど総本山の御会式が二十日・二十一日に当たりまして奉修いたされまして、その出仕のために、日曜日の朝、大変失礼をいたしました次第…
『日曜講話』第九号(平成元年7月1日発行)お数珠について 山 本 道 山 代 講 皆さん、お早うございます。本日は、御住職が総本山の御会式に御出仕のため、お留守ですので、私が代わりに、お話を少々させていただきます。 末寺においては、御会式は十月の…
『日曜講話』第九号(平成元年7月1日発行)五重玄の題目 皆さん、お早うございます。皆様方は、このように朝夕、御本尊様のもとに、『法華経』の「方便品」、「寿量品」を読誦され、南無妙法蓮華経の正行の題目を唱えていらっしゃいます。南無妙法蓮華経と…
『日曜講話』第九号(平成元年7月1日発行)信仰は心の改革・命の蘇生 皆さん、お早うございます。だんだん、朝晩が涼しさを越えて冷たくなって参りました。どうか健康にも留意しながら参詣をしていただきたいと存じます。 皆さん方の身の回りの人の中に、…
『日曜講話』第九号(平成元年7月1日発行)風雪に耐えて育つ 皆さん、お早うございます。農林省の附属機関であります作事研究所という所で、麦とお米と、とうもろこし等々の穀物を、苗の段階において、毎日毎日、作業員が一日に三十秒ずつ、朝・昼・晩の三…
『日曜講話』第九号(平成元年7月1日発行)師弟相対の大事 田 辺 道 紀 代 講 皆様、お早うございます。本日は御住職様が不在のため、私が日曜講話を代行させていただきます。 『二乗作仏事』という御書の中に、 「師子身中の虫、自ら師子を食う」(全五九…
『日曜講話』第八号(平成元年5月1日発行)誠実に生きることの尊さ 皆さん、お早うございます。アメリカを代表する民衆詩人の一人であります、ウオルト・ホイットマンという人の詩に「英雄の武勇伝を読むとき」という詩がございます。私も大変この詩が好き…
『日曜講話』第八号(平成元年5月1日発行)真実の供養 皆さん、お早うございます。この妙法の大きな功徳の中に、皆様方は、即身成仏ということをお聞きになったことがあると思います。それぞれ皆様方が、この尊い信心を貫きながら、わが身、又わが家、そし…
『日曜講話』第八号(平成元年5月1日発行)沙羅の四見 皆さん、お早うございます。大聖人様の御指南の中に、「沙羅の四見」、あるいは「一水四見」というお言葉をもって、人間の社会の人々、みんなそれぞれの気持ちや考えの中にあって、同じ物を見、同じ場…
『日曜講話』第八号(平成元年5月1日発行)古い仏像に心を奪われるな 皆さん、お早ようございます。先週の日曜日は、なぜ他宗の神社仏閣等々に参詣をしてはいけないかというお話を申し上げました。 今日は、やはり、その方に関連する質問に答える話をした…
『日曜講話』第八号(平成元年5月1日発行)他宗の社寺に詣でぬ理由 皆さん、お早うございます。秋が近づいてまいりまして、皆様方の御近所でも、謗法の社寺による秋の祭りが行われる地域がございます。先般、ある御信徒から、諸天善神の守護ということはわ…
『日曜講話』第八号(平成元年5月1日発行)青春時代の生き方 皆さん、お早うございます。本日は、大聖人様の御指南を根本にいたしまして、私達の青春時代のあり方、生き方ということにつきまして、考えてみたいと思うのであります。 一つには、何と申しま…
『日曜講話』第八号(平成元年5月1日発行)悠久の時間を生きる 皆さん、お早うございます。先週から、この本堂のただ今皆様方がお掛けになっていらっしゃいます椅子の補修と塗り替えをいたしておりまして、夕べまで仕事をしておりましたので、今朝ほどは皆…
『日曜講話』第八号(平成元年5月1日発行)御本尊の信行に全功徳あり 皆さん、お早うございます。皆様方も、日蓮正宗の信徒におなりになって、大聖人様のこの御本尊様を、わが家に御安置申し上げ、大聖人様の御指南等々に従って、正宗の信心を全うしながら…
『日曜講話』第八号(平成元年5月1日発行)理一開会について 皆さん、お早うございます。先般来、御本仏によるところの「四一開会」(しいちかいえ)ということにつきまして、この宇宙法界の根源の教え、法というものは、ただ一法しかない。またこの法界を…
『日曜講話』第八号(平成元年5月1日発行)行一開会について 皆さん、お早うございます。世間の人は信仰とか、あるいは宗教というものは、それぞれどの宗旨も説くところ、目的とするところは、そうたいした変わりはない。「分けのぼる麓の道は多けれど同じ…
『日曜講話』第七号(平成元年3月1日発行)主師親三徳の依文と意義 皆さん、お早うございます。先週は、大聖人様の「四一開会」の御法門の中にも「教一開会」申しまして、この宇宙法界に、正しい真実の正法は、ただ南無妙法蓮華経の一法しかない、久遠元初…
『日曜講話』第七号(平成元年3月1日発行)四一開会の法門 皆さん、お早うございます。皆様方も一乗という言葉、乃至は、一仏乗という経文の言葉をお聞きになったことがあると思います。一乗の一とは、唯一絶対に正しい成仏のための、ただ一つの正法という…
『日曜講話』第七号(平成元年3月1日発行)狭小な仏教観を破す お早うございます。皆さん方の身の回りの人々の中に、ともすると宗教であるとか仏様の教えというのは、単純なおとぎ話のようなものにしか過ぎないというふうにお考えになって、皆さん方の信心…
『日曜講話』第七号(平成元年3月1日発行)折伏の実践と功徳 皆さん、お早うございます。本日は、皆様方の日常貫いておられる折伏の実践ということについて、二、三お話を申し上げたいと思うのであります。本来考えてみますと、この折伏ということに対して…
『日曜講話』第七号(平成元年3月1日発行)唱題の意義について 皆さん、お早うございます。今日は私達の信心修行の上におきまして、題目をあげるということの尊さ、何故に正行の題目として、百万遍の唱題、一万遍の唱題、三千遍の唱題等と、御本尊様のもと…
『日曜講話』第七号(平成元年3月1日発行)三世を予証する大聖人様 皆さん、お早うございます。今月は御承知のように、宗祖大聖人様が『立正安国論』をもって、当時の宿屋左衛門入道を経て北條時頼に第一回の国諌を遊ばされた月でございます。文応元年七月…
『日曜講話』第七号(平成元年3月1日発行)信心は懲り懲りと言う人に 皆さん、お早うございます。皆様方のお友達の中に、皆様方が少しでもこの信心の話や正宗の話をし、また折伏を行じられますと、ともすると、「もう信心なんていうものは、私は、もう金輪…
『日曜講話』第七号(平成元年3月1日発行)『一期弘法付囑書』を拝す 皆さん、お早うございます。今日は少し教学的なお話しを申し上げたいと思います。大聖人様は、弘安五年の九月、身延山におかれまして、いよいよ大聖人様の後の末法万年の流布ということ…
『日曜講話』第七号(平成元年3月1日発行)邪宗を破折する真意 皆さん、お早うございます。よく、皆様方のお友達の中で、「日蓮正宗もよろしいけれども、ともすると他の宗旨、宗教に対して、邪教であるとか、邪宗であるとか、邪義であるとか、そういう一見…
『日曜講話』第七号(平成元年3月1日発行)正法正師の正義につけ 皆さん、お早うございます。よく、世間の心ない人の言葉の中に、「宗教というものは、あるいは、信仰というものは、どういう宗旨でも結局、同じなんだから、目的は、みんなの幸せということ…