2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧

11.開会の大功徳

釈尊の四十余年の諸経は、法華経の一分一分を方便として説かれた。これを相待妙と言う。したがって、やがて法華経にすべてが帰入する。これを絶待妙と言う。また、それぞれの方便経を説いた仏も、文上では釈尊の分身であり、文底では日蓮大聖人の分身である…

10.身・口・意三業の功徳成就

愚かで、文章も読めないような人が、南無妙法蓮華経を唱えて利益があるのか、という疑問を抱く人もあろうが、利益は必ず存するのである。唱題により、我々の身と口と意のうち、まず口業の功徳を成就する。これにより、仏の種子がおのずから胸に収まり、身業…

9.順逆二縁共に成仏す

妙法の功徳は、教えを聞いて正しい信仰に入る順縁の人と、教えを聞いて背き逆らう逆縁の人を、共に救う。随喜し、唱題する者は仏と成る。また、順わず、逆らう者も、法界全体に広がる眼に見えない網のような因縁においての絶対な妙法と善縁を結ぶ故に、この…

8.本地甚深の奧蔵

天台の釈に、 「此の妙法蓮華経は、本地甚深の奥蔵(中略)三世の如来の証得する所なり」(玄義会本上25ページ) と説かれている。これは、あらゆる経典のなかで、妙法蓮華経が唯一最高の教法ということである。 日寛上人は、この文について、 文に「本地」…

7.心中の仏顕る

一念に法界三千を具すという観念も、一心に空・仮・中の理をすべて具すとの観法も、ことごとくそれが妙法蓮華経に収まっている。また、法界のすべてに通じ、すべてを具える妙法蓮華経は、我らの一心に収まっているのである。したがって、人法体一の妙法を唱…

7.心中の仏顕る

一念に法界三千を具すという観念も、一心に空・仮・中の理をすべて具すとの観法も、ことごとくそれが妙法蓮華経に収まっている。また、法界のすべてに通じ、すべてを具える妙法蓮華経は、我らの一心に収まっているのである。したがって、人法体一の妙法を唱…

6.尊厳の体に帰す

我々の身体や性質は、各人共通して同じところもあるが、また各人各様で、あらゆるところが異なっている一面もある。すなわち、平等の面と差別の面である。身体や精神に色々な故障があったり、性格の違いや対人関係の問題で、多くの人が互いに悩んでいる。こ…

5.真実を開く

吾人の心は、常に善や悪についてあれこれと迷い、悪を捨てて善に向かわなければならないと思っているが、現実の相において愚かな心は、善に背き悪を行じている。これは、小さな道徳観に縛られているからで、善と悪を相対して考える差別の心である。さらに、…

4.我が心を磨く

我々の心には本来、無明という煩悩があり、これによって常に種々の迷いが生じている。故に、我々の心は、磨かない鏡のようなもので、常に曇っている。しかし、鏡を磨けば煌々とした明鏡となるように、曇りが晴れれば真実の法を悟った心となる。故に、迷いの…

3.我が一念の妙法

妙法蓮華経には、釈尊の説かれた八万聖教の意義と、三世十方の諸仏・菩薩の悟りが具わっている。しかし、さらにその当体に即して絶対的な本仏がまします。すなわち、久遠の根本の時と末法の時が、そのまま相即する実在としての人法一体の本仏日蓮大聖人であ…

2.真実の悟り

真実の悟りを得るには、どうしたらよいか。 世の中には、あれも悟り、これも悟りという言葉がいっぱい広がっている。しかし、ほとんどが枝葉の言である。真実の悟りは、我々のすべてに元から具わっている不思議な真理を観じて、それを知ることであるが、一般…

1.題目の大利益

本門の本尊を信じて、真剣に強盛に題目を唱えるところ、実に不可思議な大利益が生ずる。『祈祷抄』に、 「大地はささばはづるるとも虚空をつなぐ者はありとも・潮のみちひぬ事はありとも日は西より出づるとも・法華経の行者の祈りのかなはぬ事はあるべからず…

異常な暑さは大地震の前兆か?我が家ではお仏壇に団扇をお飾りいたしました。

暑い日が続いておりますね。 昨日は立正安国論上奏の日。 我が家ではお仏壇に団扇を御供養いたしました。 毎年、秋の御彼岸までお飾り申し上げております。 本山でも暑気の強いこの時期に奉納されているとお聞きして以来、続けております。 日蓮大聖人御影様…

アニメ「アンゴルモア 元寇合戦記」は見逃せない。

angolmois-anime.jp 最近は深夜アニメだろうが、仕事中の放送だろうが録画機器のおかげで、簡単に予約視聴ができるのでありがたい。 前クールのドラマ・アニメの放送が終わり、今期の放送が始まったので、休日を利用してお試し録画をしていたら、当たりの匂…

大雨の被害に思う

mainichi.jp 西日本豪雨の死者は150人を超えた。不明者の確認が取れれば200人に達するかもしれない。 まさかの甚大な被害だった。 梅雨前線でここまでの被害が出るとは。 仁王経に云く「大王吾が今化する所の百億の須弥・百億の日月・一一の須弥に四天下有り…

人の地に倒れて還つて地より起つが如し

大尼御前御返事 ごくそつえんま王の長は十丁ばかり・面はすをさし・眼は日月のごとく・歯はまんぐわの子のやうに・くぶしは大石のごとく・大地は舟を海にうかべたるやうに・うごき・声はらいのごとく・はたはたと・なりわたらむにはよも南無妙法蓮華経とはを…

オウム真理教事件、「死刑執行」に思う。

死刑執行された7人のオウム真理教死刑囚 平成7年。遠くになりにけりかな。 地下鉄サリン事件が発生したときは、大学卒業を控えた時期だった。 あの頃の僕も顕正会の信者だった。 仏法上では今回死刑にされた人たちよりも罪深いのかもしれない。 平成7年、、…

地獄は実在しているようだ

「地獄の音」というYou Tube の投稿を御存じだろうか? 地獄の音 通称「地獄の音」シベリアの地下14kmで録音された人間の叫び声 tocana.jp 仏教の経典で説かれる地獄は実在しているのかもしれませんね。 ロシアの地下探査隊は地獄の扉に穴をあけてしま…

本門戒壇の事と義

大聖人仏法の西漸を願って建立された五重塔 顕正会問題とは1970年(昭和45年)に破棄された「国立戒壇」用語不使用問題が、大きな問題顕現の根源であったように思います。 顕正会の浅井親子は、それまでにも数々の問題を宗内で起こしていました。 当人たちの…

始めは事なきやうにて終にほろびざるは候はず

戒壇の大御本尊様に懺悔滅罪を御祈念いたしましょう 過去現在の末法の法華経の行者を軽賤する王臣万民始めは事なきやうにて終にほろびざるは候はず(聖人御難事) 私の隣人(創価学会員)に罰の現証が出ているようである。 過去5年間にわたって、さんざん嫌…

日本国・一時に信ずる事あるべし

ただをかせ給へ・梵天・帝釈等の御計として日本国・一時に信ずる事あるべし、爾時我も本より信じたり信じたりと申す人こそおほくをはせずらんめとおぼえ候、御信用あつくをはするならば・人だめにあらず我が故父の御ため・人は我がをやの後世には・かはるべ…

なぜ、創価学会でも顕正会でも正信会でも成仏できないのか?

本当に“我が生涯に一片の悔いなし”と言い切れると思うのか? 日蓮正宗の異流儀は、創価学会・顕正会・正信会の三団体が有名です。 その他、単立の寺院というのも存在しているようです。 私が一番罪が重いのは、日蓮正宗寺院を騙って看板に「日蓮正宗〇〇寺」…

8年前の今日、私は日蓮正宗の勧誡式(かんかいしき)を受けました。

大石寺三門と富士山 正法への入り口です もう、丸8年か・・・。 月日の経つのは早いものですね。 罪障消滅は厳しかったです。 それでも、無間地獄に堕ちるよりはマシかと。 罪障消滅とは、日蓮正宗ではどのように指導されているかについては、下記のリンクを…

創価学会員の信徒資格喪失から21年(7×3年)の節目です

創価学会員のみなさんへ(『大白法』H9.10.1号外) このたび、日蓮正宗の宗規が改正され、日蓮正宗の檀信徒が他の宗教団体に所属したときは、自動的に檀信徒の資格を失うことになりました。創価学会は宗門から破門され、すでに日蓮正宗の信徒団体ではありま…