諸天善神といわれる神の働き

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ドラゴンボールの神様は・・・いい人でした

 日蓮大聖人は「神」の守護について『四条金御殿御返事』に、
 「魔訶止観(まかしかん)第八に云はく、弘決第八に云はく『必ず心の固きに仮(よ)って神の守り則ち強し』云云。神の護ると申すも人の心つよきによ(依)るとみえて候。法華経はよ(善)きつるぎ(剣)なれども、つかう人によりて物をきり候か」(御書1292)
と仰せであります。信心が強ければ神の働きは強くなり、信心が弱ければ神の働きは弱くなります。自分自身の信心の強弱に神の守護は大きく左右されます。他力本願では、諸天善神の加護は弱いのであります。
 神である諸天善神は、御題目の南無妙法蓮華経を主食としています。朝の勤行で東天に向かい、御経をあげ御題目を唱えなければ諸天善神は、力を出すことが出来ません。初座をあげるのは、諸天善神に「法味」を捧げ、護って下さるように御願いをするのであります。これを怠ると当然、神の働きは期待できません。御本尊様を受持しているのに、諸天善神の御加護がないと悩み疑いを抱いている人は、東天に向かい「法味」である御題目を唱えているかいないかを見直す必要があります。
 諸天善神の守護は、「善神」とある如く、善行をおこなう人に守護の働きがあります。悪意を持ち、悪行に対し成功するよう諸天善神に御題目を捧げても守護の働きは一切なく、逆に仏罰を被ることになります。
 世間の神社仏閣や邪宗の寺院には、神は存在せず悪鬼や魔人が住み着いています。「神天上の法門」というのがありますが、世の中は正法を信心する人が少ないために、「法味」である御題目を貰うことが出来ないので、天上界に神は帰ってしまったのであります。その代わりに邪神・邪横神である悪鬼が住み着いています。悪鬼が住み着いた神社で交通安全の「お守り」を購入して、車に付けると事故にあいます。時々、テレビのニュースで眼にしますが神社で買った「お守り」を付けた車が事故を起こしています。この現証は、正しく神社に悪鬼が住み着いている動かぬ証拠です。神社に初詣に行ったり、神社にお参りに行く人は以上のことを深く考え、正しい宗教である日蓮正宗について信心することを勧めます。
 『立正安国論』に、
 「守護の善神去(さ)りて来たること無し。是偏(これひとえ)に法然(ほうねん)の選択(せんちゃく)に依るなり。悲しいかな数十年の間、百千万の人魔縁に蕩(とろ)かされて多く仏教に迷(まよ)へり。謗(ぼう)を好んで正(しょう)を忘る、善神怒(いか)りを成さゞらんや。円を捨てゝ偏(へん)を好む、悪鬼便(たよ)りを得ざらんや。如(し)かず彼(か)の万祈を修せんよりは此の一凶(いっきょう)を禁ぜんには」(御書241)
念仏宗である浄土宗・浄土真宗を破折されております。神社と同様に、間違った仏法にも守護の善神は去ってしまい、その寺院には悪鬼が住み着いています。この間違った仏法を断たなければ、本当の諸天善神の働きがないことを御指南されています。
 諸天善神は、三大秘法の御本尊様を受持信行する、日蓮正宗の寺院や御本尊様を御安置する家に守護の力をもたらします。

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