吾人の心は、常に善や悪についてあれこれと迷い、悪を捨てて善に向かわなければならないと思っているが、現実の相において愚かな心は、善に背き悪を行じている。これは、小さな道徳観に縛られているからで、善と悪を相対して考える差別の心である。さらに、…
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