2018-08-22 28.末法流通の正体 三大秘法義 本門の題目 御書中において「題目の五字・七字」という語は、御本尊の法体を示すところと、題目という修行を示されるところがある。『観心本尊抄』の、 「但し彼は脱、此は種なり。彼は一品二半、此れは但題目の五字なり」(御書六五六ページ) との御教示は、その文の上からは、在世と末法の種脱の違いを判じている。また義の上からは、この題目とは末法流通の正体を示し、意の上からは観心の本尊を結成する文である。題目を実践するときは、この御本尊を信じて南無妙法蓮華経と唱えるのである。 三大秘法義 作者: 阿部日顕 出版社/メーカー: 大日蓮出版 発売日: 2015/04/28 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (4件) を見る