2018-10-02から1日間の記事一覧

法華経10

妙楽大師釈して云く「仏世は当機の故に簡ぶ、末代は結縁の故に聞かしむ」と釈し給へり。文の心は仏在世には仏一期の間、多くの人不退の位にのぼりぬべき故に法華経の名義を出して謗ぜしめず、機をこしらへて之を説く。仏滅後には当機の衆は少く結縁の衆多き…

49.現当二世の秘術

南無妙法蓮華経を唱えて自行化他の信心修行に励むことの理由の一つは、この法のみが唯一末法現代の一切衆生の機根に適合しているからである。末法の衆生は、釈尊の過去の長い化導に縁がなく、その教えを習ったことのない人々である。故に、現代社会において…