富をもたらす情報、破滅をもたらす情報

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全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは!

北野です。

 

▼12月の大暴落を無傷で乗り切った友人

 

先日、28年前に知りあった親友に会いました。

私は、モスクワ国際関係大学でしたが、彼は、モスクワ大学で学んでいた。

卒業後、しばらく欧州系の企業で働いていましたが、やがて帰国。

何度か転職して、今は国際商社マンとして大活躍しています。

結構大規模に株をやっているので「12月の暴落は大丈夫だった?」と聞きました。

すると彼は「ニヤリ」として、いいました。「暴落前に全部売ってたから、無傷だよ」


私は、「さすがだな〜」といいました。

彼曰く、「クリスマスの前後に暴落することは、あらかじめわかっていたからね」そして、あるレポートを見せてくれたのです。

そこには確かに、「クリスマス前後に暴落が起こる」と書いてありました。


2018年、「株で大儲けしました!」という人は少ないでしょう。

しかし、私の友人のように、儲かって利益を確定し、うまく脱出した人もいるのですね。


福沢諭吉は書きました。


「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」


生まれたときは皆平等である。

それなのに、金持ちになる人、貧乏になる人、出世する人、しない人がいる。

なぜ?

福沢諭吉は、「学問をしてるかどうかが差になる」と考えた。

そうなのでしょう。


それにプラスで「正確な情報をもっているか?」あるいは「正確な情報とニセ情報を見分けられるか?」もとても大事なのでしょう。

 

▼情報で、国家は繁栄し、破滅する

 

日本はなぜ、第2次大戦で負けたのでしょうか?

いろいろな意見があるでしょう。

私の本、  

中国に勝つ 日本の大戦略 プーチン流現実主義が日本を救う

中国に勝つ 日本の大戦略 プーチン流現実主義が日本を救う

 

には、「日ロ戦争後、日本外交は間違えつづけ、孤立の道を進んだ」こと、そのプロセスが詳しく書かれています。

興味のある方は、参考になさってください。


その他、日本のトップが正確な情報を得ていなかったことも重要です。

平沼首相は1939年8月、「欧州情勢は複雑怪奇!」と嘆き、辞任しました。

要は、「欧州情勢は、複雑で、何が起こっているかようわからん!」と告白している。

当時欧州は、世界情勢の中心。

「欧州情勢がわからない」ということは、「世界情勢がわからない」ということです。


ちなみに平沼さんが辞任した翌月(1939年9月)、第2次大戦が勃発しました。


日本の総理は、大戦が起こる前月に、「世界で何が起こっとるか、まるでわからんの〜」といい辞任している。

世界情勢を正しく理解せずして、どうして戦略を立てることができるでしょう?

日本は負けて当然だったのです。


一方、狡猾なスターリンは、ゾルゲ→尾崎秀美ラインをとおして、近衛内閣の情報を正確につかんでいた。

そればかりか、尾崎を通して、近衛総理の考えに影響をあたえることもできたのです。

 

フェイクニュースだらけの時代

 

というわけで、「情報」は、あなたに富をもたらすことも、破滅をもたらすこともある。

あるいは、国家に繁栄をもたらすことも、破滅をもたらすこともある。

とても大事なものなのです。


ですから、正確な情報を仕入れなければならない。


しかし、問題があります。

この世の中は、「フェイクニュースだらけ」だということ。


これ、トランプさんのおかげで明らかになりました。

彼は、間違った情報がメディアで流されると、「あれはフェイクニュースだ!」と大声でいう。

彼が指摘したすべてが実際にフェイクニュースだったのかわかりません。

それでも、いくつかは「確かにフェイクニュースだった」ことがわかっている。


フェイクニュースを流していた媒体が、CNNとかニューヨークタイムズとか、「信用できる」と思われていた媒体だった。

それで、ますます一般人は困ってしまうのです。


「何を信用したらいいのか、わからない!」と。

 

▼勝つための情報学

 

私たちは、どうすれば「真の情報」と「ニセ情報」を見分けることができるのでしょうか?

ここに面白い本があります。

山村明義先生の 

勝つための情報学 バーチャルからリアルへ (扶桑社新書)

勝つための情報学 バーチャルからリアルへ (扶桑社新書)

 

です。

この本には、「フェイクニュースの見分け方」が細かく書かれています。

 

そして、私たち社会人は普通、情報の受け手であると同時に、情報発信者でもありますね。


メルマガ発行者、ブロガー、ユーチューバーはもちろん。

SNSで発信したり、社内や顧客にプレゼンしているのなら、あなたは立派な「発信者」です。

情報を発信する際に、「フェイクニュース」と見なされないように注意すべき点も、とても具体的に載っています。


「情報確認、い・な・か・も・ちの原則」


とは何でしょうか?


あなたはこの本を読むことで、

1、真の情報とフェイク情報を見分けることができるようになるでしょう。

2、フェイク情報をスルーし、真の情報を参考にすることで、あなたは富と成功と繁栄を得ることができるでしょう。

3、私たちは真の情報を得ることで、フェイク情報に影響されることなく、日本の国益を守る政治家を支持することができるでしょう。

4、あなたはこの本の指針に従って情報を発信することで「信頼できる人物だ!」という名声を得るでしょう。


というわけで、フェイク情報の海を安全に泳ぎ切りたい方は、是非こちらの本をご一読ください。

RPE読者さん好みの名著だと思います。 

勝つための情報学 バーチャルからリアルへ (扶桑社新書)

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●PS1

北野の新刊発売になりました。

もはや二つの現世利益をもたらせず死に体になった「会社教」。

日本には新たな「中心的価値」が必要です。

日本に幸福と繁栄をもたらす「家族大切主義」とは。


・日本に幸せをもたらす「三つのキーワード」とは?

・なぜ会社教は死んだのか?

・家族大切主義を進める、「真の働き方改革」とは?

・人ギュウギュウの東京圏からスカスカ地方に人を戻す具体的方法とは?

・地方を大繁栄させる具体策とは?

・日本の子供を健康にしつつ、お母さんに時間と余裕をもたらす秘策とは?

・日本の農村を大復興させる方法とは?

・ロシアの出生率を1.16から1.75まで激増させた方法とは?

・日本が世界に和をもたらす具体策とは?


これを読んで感動し、政治家に推薦する人も登場してきています。

明るい日本を創るために、いますぐご一読ください。


日本の生き筋ーー家族大切主義が日本を救う

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●PS2

米中戦争がはじまりました。

なぜそういうことになったのでしょうか?

その背景、プロセスを知りたい方。

日本が中国に必勝できる方法を知りたい方。

いますぐこちらをご一読ください。

中国に勝つ 日本の大戦略 プーチン流現実主義が日本を救う

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