南海トラフ大地震が、2018年秋から2019年冬にかけて起きる可能性は?
今年の猛暑は異常だった。
酷暑、炎熱地獄、観測史上最高・・・。
形容の言葉も過激だ。
以前の記事にも書いたが、猛暑の後には大地震が起きていることが多い。
ネット上でも南海トラフ大地震の発生が、今年の秋から来年の冬くらいまでに起きるのではないかと議論されている。
近年の、西日本で起きた内陸地震もその予兆かもしれない。
私は世間一般の人々とは別の角度から、南海トラフ大地震発生を危惧している。
それは、妙法由来の7年周期説という視点だ。
大謗法から数えて7年ごとに、天変地異が発生したり謗法を犯した人間に仏罰が出るという、例の噂だ。
日蓮大聖人様の唱えられたお題目の七字に由来する、7年周期は日蓮正宗系信徒の間では有名な隠喩である。
その7年周期説から逆算すると、本年2018年は大謗法にまつわる事柄から7年の倍数年にあたる年なのである。
1990年11月16日 池田大作の宗門批判問題発言から28年。
1997年11月30日 日蓮正宗の檀信徒が他の宗教団体に所属したときは、自動的に檀信徒の資格を失うこととなる、宗規改正の期限から21年。
この二つの年には、きっちりと諸天の瞋りが国土に顕れました。
1990年(平成2年)11月17日に山頂付近の神社脇の2か所より噴煙が立ち上り噴火。
1997年4月1日には彗星は近日点を通過し、素晴らしい姿に成長した。シリウスを除く全天のどの恒星よりも明るく輝き、30-40度の2本の尾が空を横切って伸びていた。
偶然とは思えませんね。
やはり、大聖人様の御金言が思い浮かびます。
仏法やうやく顚倒しければ世間も又濁乱せり、仏法は体のごとし世間はかげのごとし体曲れば影ななめなり、幸なるは我が一門仏意に随つて自然に薩般若海に流入す、世間の学者の若きは随他意を信じて苦海に沈まんことなり、委細の旨又又申す可く候、恐恐。(諸経と法華経と難易の事)
悲しいことではありますが、今年は無事に過ぎそうにないような気がしております。
しかも、来年2019年は創価破門と国立戒壇放棄からも7年周期の年になります。
1991年(平成3年)11月28日 - 日蓮正宗(宗門)が創価学会および創価学会インタナショナル(SGI)を『破門』する。
1970年(昭和45年)4月15日の衆議院予算委員会において日本共産党の谷口善太郎が「国立戒壇は政教分離を規定する憲法に違反するではないか」と指摘する。これを受け、日蓮正宗および創価学会は、国立戒壇という用語の使用を自宗内で禁止した。
1991年11月28日 創価学会破門から28年。
1970年5月3日 「国立戒壇」という用語の不使用決定から49年。
宗内混乱と闘争は、創価学会草創期より惹起していたものではあったが、国立戒壇問題が決定的なターニングポイントであったと、私個人は考えている。
国立戒壇問題は、後々、正本堂問題や昭和52年路線問題の根っことなる、池田大作の大謗法根性と政治野心が表沙汰になった事件である。
総じて言えば、国立戒壇という用語は日蓮正宗の教義ではない。世間普通義の言葉として用いていただけだから、廃してもなんら問題はない。しかし、別していえば、池田の心中は違ったのだ。公明党が選挙戦で負けることを恐れ、折伏大行進を中断し、選挙=折伏という、今につながる政教一致ビジネスへと衣替えしたかっただけのことであった。
つまり、1970年をもって日蓮正宗創価学会は広宣流布を諦めたのである。
2020年東京オリンピックが幻に終るのではと、世間では密かにささやかれているが、これもまた衆生の心の感応妙であろうか?
南海トラフ地震であろうが、首都直下型地震であろうが、どちらにせよ日本は大ダメージを受けること間違いない。
私自身も他人ごとでなく、この記事を遺書の思いで書いている。
異流儀に迷い、拙い人生であった。
しかし、宗内外僧俗にどのような問題が起ころうとも、大石寺に戒壇の大御本尊様が厳護され、猊下様の血脈が存在する以上、必ず大法興隆の時は来ると確信している。
来世でまた日蓮正宗信徒として、今世以上の御奉公をさせていただきたいと願っている。
僥倖に巡り合い、生きて天寿を全うできるならば、これほどありがたいことはない。
杞憂となることを祈っている。